水光注射は美肌効果からニキビの治療まで様々な肌のトラブルに対応できる施術です。美容大国の韓国でも人気の施術で興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
ここではそんな水光注射について施術の内容から期待できる効果、ダウンタイム、費用、失敗しないためのポイントなど詳しく紹介していきます。
目次
水光注射とは
韓国ではツヤやハリを持った潤いのある美肌を【水光皮膚】【水光肌】と呼ばれています。水光注射はそんな【水光皮膚】になるための施術で、肌に広く浅くヒアルロン酸を注入し肌のハリやツヤを回復します。
また美肌効果だけではなく、様々な美容成分を一人一人の肌質や悩みに合わせて配合することでニキビやシミなど幅広い症状の治療も可能です。
水光注射の施術内容・流れ
具体的な施術ですが、まずカウンセリングを行います。肌の気になる部分や改善したい症状などの希望を確認し、水光注射が治療に適しているか、どのような成分を配合するかを決めていきます。
次に施術前の麻酔をします。これによって施術中の痛みを抑えるとともに、内出血のリスクを下げることが可能です。ただし、麻酔に関しては別料金になっていたり、オプション扱いになっているクリニックもあるため注意してください。あらかじめクリニックに確認するようにしましょう。
そして、薬剤の注入です。皮膚のすぐ下に浅く広くヒアルロン酸と有効成分がいきわたるようにします。施術直後は腫れや赤みが出る可能性があるため安静に過ごしましょう。
水光注射に用いられる成分
水光注射ではベースとなるヒアルロン酸の他にも肌の状態や目的に合わせて様々な美容成分が配合されます。ここではその美容成分のうちいくつかを紹介します。
□ヒアルロン酸□
薬剤のベースとなる成分です。肌の乾燥を改善しハリやツヤを与えます。
□レスベラトロール□
肌の血行を促進します。またそれによって肌の老化を予防する効果が期待できます。
□グルタチオン□
シミを防ぎ、美白効果を期待できます。
□ビタミンB群□
皮膚や粘膜を健康に維持します。また免疫機能を正常に保つ働きもあります。
□ボトックス□
シワやたるみ、毛穴の引き締め作用があります。
□プラセンタ□
アミノ酸やミネラル、ビタミン、酵素などが含まれており、老化を予防し肌質を改善します。
□成長因子□
肌の再生機能を改善し、若返り効果を期待できます。
□ビタミンC□
抗炎症作用や、メラニンの抑制によってニキビ治療、美白に効果を期待できます。
施術にかかる費用
水光注射は基本的に健康保険の適用外である自由診療のため費用は全額自己負担となります。
料金の相場は1回あたり顔全体で50,000~100,000円程度ですが、使用する美容成分によっても左右され、さらに別途で麻酔や診療費、薬代がかかる可能性があるため注意が必要です。
また水光注射の効果をはっきりと実感するためには複数回の施術が必要となるケースも多く、その場合はトータルの費用を計算しておく必要があります。クリニックによっては3回~5回の施術をセット料金にしたり、初回の料金を安く設定したりしている場合もあるため、事前に確認することが大切です。
銀座美容外科クリニックの水光注射の値段
初回 1.0cc 39,000円
※初回容量は1.0ccまでとなります。
2回目以降 1.0cc 43,200円
2回目以降 1ccあたり(6cc以上) 32,400円※税込料金。※保険適用外の自由診療です。※標準的な施術料金です。※上記診療には、Dr処置料(2,160円)が別途かかります。※表面麻酔をご希望の場合は別途(1,080円~2,160円)かかります。※ご購入は1.0cc単位となります
水光注射で得られる効果は?
水光注射は配合する成分によって得られる効果も変わってきますが、様々な美肌効果を期待できます。
具体的には、ハリやツヤなどを回復する肌質の改善効果、メラニンを抑制することによる美白効果、ニキビの治療、毛穴の引き締め、肌の再生機能を促進することによる皮膚細胞の入れ替えなど多岐にわたります。
水光注射による美容効果の持続期間
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分です。そのためアレルギーなどのリスクは抑えられるのですが、時間経過で体内に吸収されるという特徴があります。
加えて水光注射で用いられるヒアルロン酸は非架橋と呼ばれるもので、鼻整形や豊胸に使われるものと比べて分子が小さく体内に吸収されやすくなっており、効果の持続は二か月程度です。
したがって、ある程度の効果を保つためには初回の施術で2,3週間毎に4~5回の施術を繰り返すことが推奨されています。その後は数カ月に1回治療を受けることで効果を維持できます。
水光注射のデメリット
効果の持続には定期的な施術が必要
水光注射は一度注入すれば長期間効果が続くような施術ではありません。上でも述べたように効果の持続には定期的な施術が必要です。
そのため水光注射を受ける場合は通いやすさや長期的なスケジュールを考慮するようにしましょう。
トータルの施術費用が高額
水光注射が複数回の施術を前提としている以上、一時的な効果しか望まない場合以外は施術を繰り返す必要があり、トータルの費用が高額になってしまう可能性があります。
もし水光注射を受ける場合は長期的な目線で予算を組むようにしてください。
腫れや内出血が起こる可能性がある
水光注射のダウンタイム中に腫れや内出血などの症状が現れる可能性があります。
どちらも基本的には数日で治まることがほとんどですが、体質や状態によっては跡が残る可能性もあります。
水光注射による痛みはどれくらい?
水光注射は主に施術中の痛みが気になることが多いようです。
針を刺すときにチクチクとした痛みが出ます。このとき専用の機器を用いる場合は肌を吸いつけて密着した状態で針を刺すため、手打ちの場合よりも痛みは少ない傾向があります。
ただし、実際の施術では表面麻酔を施すケースが一般的で、その場合は痛みはほとんどありません。
施術後は火照ったような痛みが出ることがありますが通常は数日で引いていきます。
水光注射のダウンタイム
水光注射のダウンタイムは個人差があるものの、3~7日程度です。
施術後の赤みや痛みなどの症状が出ることがありますが、基本的には1~3日程度で治癒するケースが多いです。また注射の針が細かい血管に傷を付けてしまうと内出血を起こす可能性があり、その場合は消えるまでに7~10日程度皮膚の変色が見られることがあるので注意しましょう。
メイクや洗顔・シャワーは当日から可能です。ただし、肌を擦ったり不用意に刺激したりしないように気を付けてください。なお、入浴や飲酒、サウナは血行を促進して腫れや内出血が強く出る可能性があるため少なくとも翌日までは控えましょう。
水光注射の副作用・失敗例
注入部が凸凹になる
水光注射の失敗例としてまず挙げられるのが、注入部にムラができてしまい凸凹になってしまうというものです。
医師の技術不足や施術時のミスなどが原因で引き起こされます。ヒアルロン酸が体内に吸収されることで改善されることもありますが、あまり目立つようであれば修正が必要なことも考えられます。
薬剤にアレルギー反応が出る
ベースとなるヒアルロン酸はもともと体内に存在するためアレルギーを起こしにくいと言われているのですが、配合した薬剤にアレルギーを起こしてしまう可能性があります。
目安の期間を大きく越えても腫れや赤みが治まらないときはクリニックで相談しましょう
施術部が化膿する
注入時に細菌が入ると傷口が化膿する可能性があります。衛生がしっかり管理されているクリニックでは稀なケースではありますが、注射器や手術室が汚染されていたことが主な原因です。
カウンセリングなどでクリニックを実際に訪れた時には衛生状態もチェックするようにしておきましょう。
水光注射に失敗しないためのポイント
①自分の目的に合った成分を使う
自分が水光注射に期待する効果をしっかりと確認しておきましょう。美肌、ニキビの治療、シミの治療、目的によって有効成分や配分が変わってきます。
事前のカウンセリングなどで施術に求めることを医師にきちんと伝えるのが重要です。
②経験・技術力の高いクリニックを選ぶ
水光注射は配合の度合いや専用の機器の取り扱いなどで仕上がりに差が生まれます。
そのため失敗のリスクを抑えてきちんと効果を実感するためには、費用だけではなく経験豊富で技術力の高いクリニックを選ぶことが重要です。クリニックの施術の実績や実際に施術を受けた人の声、所属する医師の勤続年数などを総合的に比較しながら選ぶようにしましょう。
また、事前のカウンセリングをしっかりと行うことも大切です。とくに自分の要望と過去にアレルギーを起こしたものがあればそれも伝えるようにしましょう。
水光注射を検討中の方はまずはカウンセリングから
患者様のお悩みに対して医師を始めとするスタッフ全員が親身になってカウンセリングを行います。それは「患者様一人ひとりに適した治療」そして「患者様にとって満足度の高い治療」を行うためにもっとも大切な要素の一つと考えております。
美容についてお悩みがありましたら、まずは銀座美容外科クリニックにご相談ください。