ケミカルピーリングの薬剤にはどんな種類がある?主な薬剤の特徴や注意点を紹介!

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ケミカルピーリングは薬剤をつかって肌質を改善する効果を期待出来る施術です。

しかし、施術自体は知っていても用いられる薬剤にはどんな種類があり、どんな特徴があるのか知らない方も多いのではないでしょうか。

ここではケミカルピーリングで使われる薬剤の具体例と特徴、選ぶ際の注意点などを紹介していきます。

ケミカルピーリングとは

ケミカルピーリングは薬剤を肌に塗ることで皮膚の表面にある古い角質や毛穴のつまりなどの老廃物を取り除くための施術です。

古い角質はニキビや肌荒れなどの様々な肌トラブルを引き起こす原因となりうるため、それを除去することで肌の状態を正常に保ったり、新たなトラブルを予防したりする効果が期待できます。

また皮膚の入れ替わりの周期であるターンオーバーを促進することで健康な肌が再生していくのもケミカルピーリングの特徴です。

ケミカルピーリングで使われる薬剤の種類

グリコール酸

グリコール酸はフルーツ酸とも呼ばれる薬剤です。もともと皮膚内にも少量含まれておりターンオーバーの際に利用されています。

分子が小さく肌に浸透しやすいという特徴があり、古い角質を除去し表皮細胞の入れ替わりを活性化させます。それによってコラーゲンエラスチンの生成が促進されるため肌のハリや潤いの回復も可能です。

またアクネ菌や毛穴の詰まりを溶かし、ニキビの炎症を軽減できるためニキビの治療にも用いられています。

乳酸

乳酸は天然の素材でグリコール酸よりも分子が大きいため、その分除去する力は弱まりますが肌への刺激が少なく角質の除去が可能なことが特徴です。また保湿・美白にも効果を期待できます。

サリチル酸マクロゴール

この薬剤はサリチル酸マクロゴールという薬品に溶かしたものです。それによって薬剤が皮膚の深部に浸透しすぎたり、血液中に吸収されたりするのを抑えます。

また主に角質層と呼ばれる皮膚の表面のみに働くため施術中の刺激や施術後の症状がマイルドで肌質が弱い人にも適していると言われています。

コラーゲンの生成作用から皮膚にハリや潤いが生まれ、シワやたるみなどの改善に効果的です。

サリチル酸エタノール

サリチル酸マクロゴールと同じようにサリチル酸エタノールで溶かした薬剤です。非常に角質を除去する力が強く、皮膚への負担が大きくなりますが、少ない施術で効果を期待できるのが特徴です。

他の施術では効果が薄かったニキビの治療などに用いられます。

ただし、施術後はかさぶたや皮膚の剥離が1週間程度続くため、十分なダウンタイムを取る必要があります。

ケミカルピーリングの薬剤を選ぶ際の注意点

①自分の目的に合った薬剤を選択する

薬剤を選ぶ際は自分の目的に合ったものを使うことが重要です。肌質の改善なのか、ニキビの治療なのか、美白やシミの改善なのか、きちんと把握しておきましょう。

また薬剤は目的や個人の肌の状態によって複数のものを組み合わせたり、濃度を変えたりします。そのためケミカルピーリングの効果をしっかりと実感するためには確かな知識技術力を持ったクリニックを選択することも大切になってきます。

②事前のカウンセリングで肌の状態を確認する

上述のように肌の状態によっても薬剤の種類や濃度、組み合わせなどは変わってきます。

ケミカルピーリングを受けたことで逆に肌荒れが酷くなってしまったなどの失敗を防ぐためにも、事前のカウンセリングできちんと自分の肌の状態を医師に確認してもらいましょう。

ケミカルピーリングを検討中の方はまずはカウンセリングから

患者様のお悩みに対して医師を始めとするスタッフ全員が親身になってカウンセリングを行います。それは「患者様一人ひとりに適した治療」そして「患者様にとって満足度の高い治療」を行うためにもっとも大切な要素の一つと考えております。

美容についてお悩みがありましたら、まずは銀座美容外科クリニックにご相談ください。

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